腸活には腸もみ整体がおすすめです。
東京で腸もみサロンを3店舗、つくばで１店舗で展開中の
腸元氣堂です。

むくみを解消するのに大切なのは血中のアルブミンを維持することが大切なのですが、
そのアルブミンっていったい何なのでしょう？

血液は液体成分の血漿(けっしょう)と、
その中に浮遊する細胞成分(赤血球、白血球、血小板)からなります。

血液の中を流れるたんぱく質を血漿タンパクといいます。
血漿タンパクは血漿の約7％を占めます。

その種類は多い順にアルブミン、グロブリン、フィブリノゲンに分類され、
さらにグロブリンはα₁、α₂、β、γに分類されます。

血漿タンパクはそれぞれ多様な働きを持ちます。
①細胞のアミノ酸供給源はアルブミンの関与が大きい。
②膠漆(こうしつ)浸透圧の維持と血管内の水分保持はアルブミンの関与が70％と大きい。
③ホルモン、ビタミンなどを運搬はαグロブリン、βグロブリンの関与が大きい。
④血液の酸塩基平衡に寄与。
⑤γグロブリンは抗体として免疫反応に関与。免疫グロブリンとも呼ばれる。
⑥フィブリノゲンは血液凝固作用に関与。
もっと詳しく知りたい方はこちら『血漿タンパクの種類と機能』

血漿タンパクは肝臓で作られているので、
不足すると肝臓機能障害を疑われることになるのですが、

単に栄養不足が起こっていたり、
消化吸収不良で起こることも考えられます。

私のサロンでは
便秘解消のためにご来店頂く方が多くいらっしゃいますが、
だいたいの方がむくみの解消も望まれます。
『血漿タンパクの種類と機能』でみたように
②膠漆(こうしつ)浸透圧の維持と血管内の水分保持はアルブミンの関与が70％と大きい。
ということをお話しさせていただき
アルブミンの量が少ないと膠漆浸透圧の維持が難しくなり、
細胞と血管の隙間に水分が漏れ出てむくみが起こっていることをお話しさせていただいてます。

便秘の原因が胃の消化不良の場合は、
お肉を食べていても安定的なアルブミン量を保てなくなり、
そのためにむくみが発生している可能性があります。

私のサロンでは
このアルブミンをまず朝のだし汁で補ってもらってます。
胃をはたらかせて内臓系の自律神経を整えるには最適です。

そしてできるだけご飯にみそ汁を付ける食事を心がけてもらっています。
ご飯にみそ汁を付けるとアミノスコアが100になるからです。
アミノスコア100とはヒトの身体では作れない必須アミノ酸9酢類を含む食材のことを言います。

そうすると便秘解消とともにむくみが解消される方が多いです。
それは胃の消化能力をアップさせて吸収しやすいアミノ酸を
しっかりと小腸から門脈経由で肝臓に運べているからなのかなと感じています。

身体は胃腸が基本です。
外から入ってきたもの(食べ物)を
身体に使える物質に変えるためにはたらいています。

胃腸は勝手に動く自律神経支配ですが、
宿主の行いで自律神経は左右します。

腸もみ整体は施術や食事改善のご提案を通して
自律神経で動いてくれているはたらく臓器と
しっかり向き合う機会になればいいなと思っています。