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むくみ解消は腸もみ整体と腸内細菌の相乗効果
→こちら『肥満婦人の水分代謝に関する研究』
各体液量,除脂肪体重(L・B・M.),体脂肪の絶対量は肥満度の上昇と共に増加したが,体重比は体脂肪を除いて他は凡て減少した。
特に,細胞外液中の血漿量は,肥満者と非肥満者では差が小さく,従つて体重比は著しく減少した,
これに反し,組織間液量の体重比は他の体重液量の場合と異り,著明な減少傾向を示さなかつた。
また,肥満者では体脂肪のみならず,L・B・M・も増加していることが判つた 。
i ) 各体液量測定は,早期空腹時,安静臥床中に行つた 。
体総水分量(T・B・W・)はNAAP(N−acetyl−4−aminoantipyrine),
細胞外液量(E・C・F)はRhodan法,
循環血漿量(P.V.)はEvans・Blue法によりそれぞれ測定した.
細胞内液量(I・C・F・)はT・B・W・とE.C,F.との差 ,
組織間液量(I・S・F・)はE・C・F.とP・V・との差よりそれぞれ算出した。
ii)
除脂肪体重(L・B・M.)と体脂肪量はPace & Rathbunの 式を用い,測定したT.B・W・から算出した 。
体表積面はDu Bois・Bootb.y。Sandifordの体表面積算式ノモグラムを用いて算出した。
注)
除脂肪体重[lean body mass]
全体重のうち体脂肪を除いた筋肉や骨,内臓などの総量

上記の結果を分かりやすくまとめると、
体重が増えると脂肪と筋肉が同時に増え、水分量も増えます。
水分量の割合として、組織間液量の水分比が最も増え、循環血漿量比はさほど増えない。
組織間液量が増えるとは「むくみ」状態になるということです。
循環血漿量とは血管の中の血液量のことで、
組織間液量を処理できるだけの血管を身体に配置できていないだろうなと推測します。

こちらの研究ではアルブミン量も調べられていて
アルブミン量は十分で低アルブミンによるむくみではないと記述がありました。
低アルブミンはむくみの原因のひとつです。
私のサロンでは施術前と後にだし汁を飲んでもらってます。
途中でトイレに行く方もいらっしゃいます。
だし汁によりアルブミン量が増えた効果かなと思っていたのですが、そうではないようです。
ただ私のサロンではだし汁と腸もみ整体を通して、
むくみ解消されるお客様が多くいらっしゃいます。
腸もみ整体直後には顔色も良くなる方が多いです。
だし汁によるアルブミン効果でないのであれば、
腸もみ整体をすることによって毛細血管が開かれているのかもしれません。
また腸もみ整体の回数が増えてくると体脂肪率が減ったり、
腎機能も活発になり、尿の回数も増えてきたりもします。
むくみが解消されることによる見た目効果は大きいです。
2回目施術後と4回目施術後のデータです。

あと、食事改善により腸内細菌が育ってきたことも大きいかもしれません。
腸内細菌にはDアミノ酸を産生する菌がいます。
このDアミノ酸は腎臓の働きを活発にします。
善玉菌を育てるような食事をすればDアミノ酸は出てきます。
→こちら参照『腸内細菌が産生するD 型アミノ酸の新たな腎臓保護効果を発見~腎臓と腸管・腸内細菌叢をつなぐ新たな全身ネットワーク~』

今回、この研究でアルブミンによる「むくみ」と予測していたことが違っていましたが、
だし汁による効果だけを期待するのは難しく、
腸もみ整体と腸内細菌の役割を再度認識し直すことが出来てよかったです。
‘施術前と施術後データ’

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(腸元氣堂) 2021年11月 2日 12:44
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同じカテゴリの記事
むくみの原因を知り腸もみ整体で流れを作る
血管内や細胞内に水を保持する機能の低下です。
下図で言えば真ん中に水分が溜まりすぎることです。

上の図で胃腸や呼吸、腎臓などの影響を受けて血漿が維持されます。
いわゆる血管内の水分です。
この水分はアルブミンというたんぱく質で維持されています。
私のサロンでむくみが解消される大きな原因のひとつにこのアルブミン不足の解消があると思っています。
それはだし汁効果であり、胃がたんぱく質の消化をうまくできるようになったからなのだと考えられます。
次に上の図で真ん中に位置する間質液ですが、
この部分の水分はナトリウム量によって調節されています。
このため塩分の摂り過ぎによるむくみが起こります。
ナトリウム濃度異常を考える 際に最も重要なのは、
ナトリウム濃度 の異常はナトリウムに対する水の相対 量の異常であるということです。
ナト リウム量が同じでも、水分量の変動に よりナトリウム濃度も変動することに なります。
(中略)
血清ナトリウム値は通常135~145mEqという狭い範囲で調節されます。
この微調節はナトリウムではなく、水の出し入れを調節することでなされていて、
その中心は抗利尿ホルモンに よる腎臓での水の調節と口渇による飲 水の2つです。
こちら参照→『電解質異常、ナトリウムとカリウム』
ナトリウムと関係の深いカリウムは細胞内に多く存在します。
上の図で言うと細胞内液の部分です。
この部分の水分を維持させているのがカリウムで不足すると水分が維持できなくなります。
細胞内で発生した老廃物の運搬も水分不足ではうまく行われず、
ナトリウムとカリウムのバランスは細胞膜を隔てて水分調節に大きく貢献しています。
ナトリウムもカリウムも身体には必要なので
私のサロンでは塩分を取り過ぎないようにとは話しません。
塩分はしっかり選ぶように話しています。
塩にはたくさん種類があります。
一番選んではいけない塩はナトリウム100%の塩です。
細胞にミネラルが行き渡らなくなります。
海塩だとカリウムも入っています。
私のサロンで紹介しているお塩にはカリウムも含まれています。

こちらです。

むくみ解消の決め手はやはり腸もみ。
腸管の群がりの後ろにある胸管はリンパを通しています。
腸もみをすることでこの部分の刺激も行うことになります。
特に足やお腹のむくみが気になる方にはおススメです。

食事改善と腸もみ整体でむくみ解消する理由をまとめてみました。

(腸元氣堂) 2021年10月29日 10:42
温かい白ご飯でも血糖値が上がらないお米、まっしぐら
ただ、玄米は元々血糖値が上がりにくく、冷えたご飯も血糖値が上がりにくく、
そのことは知っていたので、温かい白ご飯でも血糖値が上がらないのかを
ソラベルさんに確認してみました。

[私]
昨日はお忙しい中、長文のご回答ありがとうございます。
耐冷性がありアミロース含有量の多い「まっしぐら」であることがよくわかりました。
その努力が大学での調べで血糖値が上がらないという結果に繋がっているのかなと思うことができました。
その大学での調べなのですが、
玄米か白米か、冷えたご飯か温かいご飯かを教えてもらえますか?
レジスタントスターチ(難消化性でんぷん)として、
冷えたご飯を食べることも効果的と聞いたことがあります。
アミロース含有量が多い「まっしぐら」だと温かいご飯だとしても
血糖値が上がらないのかなと疑問に感じました。
たびたびお忙しいところ申し訳ないですが、
宜しくお願いします。
腸元氣堂江川
[ソラベル担当者の方からの返信]
調査対象としたものは、複数品種の玄米と白米の温かいご飯と冷えたご飯です。
他を批判する材料となってはいけないので、調査の品種名や産地などを公開はしておらず、
あくまで参考調査としての比較結果である旨、申し添え致します。
レジスタントスターチの働きとして、血糖値を上げにくくなるので、
温かいご飯よりも冷えたご飯の方がより効果的ではあると思います。
そもそも、モチモチとした米とさっぱりとした米とでは、持っている気質(アミロース・アミロペクチンの含有量)が異なりますので、
モチモチとした米の冷えたご飯よりも、さっぱりとした米の温かいご飯の方が血糖値が上がりにくいと言われています。
さっぱりとした米は、アミロースが多くアミロペクチンが少ない傾向があるためです。
また、モチモチとした米は、元よりアミロペクチンが多いので、
冷やしたとしても、さっぱりとした米の気質には近づけられないからです。
●アミロース含有量
モチモチした米 < さっぱりした米
●アミロペクチン含有量
モチモチした米 > さっぱりした米
先の説明にて記しました通り、
作付地や気象条件によって、詳細の成分は変動があるものですので、
まっしぐらの交配気質上、血糖値が上がりにくい傾向にあると言えるということです。
ご回答となるでしょうか。
どうぞよろしくお願いいたします。

私のサロンには11月2日に到着します。
楽しみです。

(腸元氣堂) 2021年10月26日 09:43
酪酸菌と骨の形成
マウスの実験によるものですが、酪酸菌が産生する酪酸が骨の形成に関与しているという話です。
↓↓↓↓↓
以上のように、腸内細菌叢に由来する酪酸が宿主の免疫抑制に作用するTreg細胞を誘導し、この誘導が骨形成促進に作用するという新たな役割が明らかになった。
こちら参照→『腸内細菌叢に由来する酪酸が宿主の骨形成を促進する』
酪酸は短鎖脂肪酸のひとつです。
善玉菌といわれる腸内細菌はこの短鎖脂肪酸を産生することにより身体にいろいろな作用を仕掛けています。
こちらの実験ではLGG株を使用し、酪酸菌を腸内に増やしていましたが、酪酸菌は自前のものを育てることもできます。
食物繊維が多い食材を摂取することで酪酸菌は増えてくれます。
酪酸は腸の主要なエネルギー源としても使用されています。
便秘改善にも大きく貢献してくれること間違いないです。
腸内細菌の存在理由を知ると育てずにはいられなくなると思います。
酪酸菌は特別な存在ではありません。
大体の人のお腹に存在しています。
存在が怪しい人はサプリもおすすめです。
LGG株で検索するといろいろ出てきます。
サプリで摂取する場合でもその酪酸菌を育てる意識と行動は必要です。
お腹の不具合や便秘の方はまずはその解消をお勧めします。
私のサロンでは腸もみ整体でお手伝いしてます。
一度お試しください。

(腸元氣堂) 2021年10月21日 17:28
骨膜をゆるめる顎関節調整
髪型も変わりましたが、顔のほっそりすっきり感がアップしてきてます。

横から見るとおでこが前傾に顎が引き下がった感じがします。
耳の位置も垂直気味になってきました。

私のサロンの顎関節調整はカッサを使い、頭蓋骨全体をしっかり全面で行います。
なので関節の稼働が広がり、この方に合った調整が自然と加わり良い感じになっていると思います。

頭蓋骨にはたくさん関節が存在します。
会話や食事でこの関節も動きます。
瞬きでも動きます。
この関節は骨膜を緩めることによって緩みます。
口が空きやすくなったり、目がぱっちりしたりするのは顎関節につながる頭部全体の関節が緩むからです。

顎の動きが気になる方は一度お試しください。

(腸元氣堂) 2021年10月20日 12:49
D-アミノ酸はヒトでは作れない
Dーアミノ酸はヒトには作れず、腸内細菌が作ってくれています。
Dーアミノ酸の働きとしてはネットで検索できるものとしては2つありました。
腎臓の機能を保護にする働きと、粘膜バリアの形成に役立っています。
まず、腎機能の研究です。
『腸内細菌が産生するD 型アミノ酸の新たな腎臓保護効果を発見~腎臓と腸管・腸内細菌叢をつなぐ新たな全身ネットワーク~』
本研究により,腎臓が障害を受けた際に腸内細菌叢が変化する腎・腸連関があることと共に,腸内細菌から D-アミノ酸が産生され,血液を介して腎臓を保護する仕組みを明らかにしました。さらに D-アミノ酸は,長らくその産生場所や機能などが不明でした。本研究で,腎臓病に伴い腸内細菌叢が変化すること,少なくとも腎臓病に関連するD-アミノ酸の主たる産生部位は腸内細菌叢であること,およびD-アミノ酸を介して腎臓保護効果を示すことなどを明らかにしたことにより,これまでの謎の解明に新たな解釈を与える可能性もあります。
【腎臓のはたらき】
1.水分の排泄を調節し、体液量を一定に保つのに役立つ。
2.電解質の排泄を調節し、体液の浸透圧を一定に保つのに役立つ。
3.H⁺の排泄を調整し、体液のpHを保つのに役立つ。
4.不要物質(尿素や尿酸など不揮発性の代謝産物)や体外から取り入れた薬物などを除去し、有用な物質(グルコース、アミノ酸など)を体内に保持する。
5.ホルモン(エリスロポエチン、レニンなど)の産生・分泌。

次に粘膜バリアの形成に関しては
『微生物のD-アミノ酸と宿主のD-アミノ酸酸化酵素の相互作用はマウスの粘膜防御および腸内微生物相を修飾する』
本論文では、マウスの腸内に微生物相由来の遊離D-アミノ酸が豊富に含まれていることを示す。さらに、微生物相は、杯細胞を含めた腸上皮細胞によるD-アミノ酸酸化酵素(DAO)の産生を誘導し、杯細胞はこの酵素を腸の内腔に分泌する。DAOによる腸内D-aaの酸化的脱アミノ反応は抗微生物作用を持つ過酸化水素を生じ、小腸の粘膜表面をコレラ病原菌から防御する。また、DAOは微生物相の組成を変化させ、微生物による腸内の分泌型免疫グロブリンAの誘導にも関わっている。これらの結果をまとめると、D-aaおよびDAOは、小腸の上皮表面における微生物と宿主間の相互作用および恒常性維持を担う新たな因子であると考えられる。
【粘膜バリアのはたらき】
粘膜バリアはただ単に消化管を覆っている存在ではなく、
そこには抗体が潜み、外敵から身体を守ってくれています。

Dーアミノ酸は特別な腸内細菌から産生されるものではなく、善玉菌、常在菌といわれる腸内細菌から産生されます。
野菜を食べたり、玄米食にしてみたり、お酢を飲んでみたり、みそ汁を飲んでみたり、そんなことで増えるのが善玉菌です。
腎機能が整えば、むくみが解消され、血液がキレイになります。
粘膜バリアがしっかり形成されれば、体内の免疫機能と併せて2重構造で身体を雑菌やウイルスから守ってくれることになります。
私のサロンでは腸もみ整体と併せて、自身の腸内細菌を育てていくことをお勧めしています。
今回紹介したD-アミノ酸は腸内細菌にしか作れません。
便秘が続くと怠いのは、大腸で汚れた血液を、さらに腎臓でも処理しきれないことが原因かもしれません。
便秘が続くと病気になりやすいのは粘膜バリアが雑菌に突破されやすいからかもしれません。
便秘は解消します。
便秘を解消して自分の腸内細菌のことをしっかり育てる生活を手に入れて欲しいなと思います。

(腸元氣堂) 2021年10月20日 11:33