基礎体温が1度ありがりました。

お客様で体温が34度台から35度台に上がった方がいらっしゃいます。
ある時、極度の腹痛で御来店くださった方のお話になるのですが、
その時、初めてその方に腸のケアをしたのですが、ガチガチのお腹でした。
その時は120分ぐらいのコースでお腹に充分時間をかけてほぐしていきました。
終わる頃にはお腹もほぐれ、痛みも軽減してきたわけですが、
何回か来てくださっているにもかかわらずなかなかお腹の柔軟性が続きませんでした。
食べ物もある程度気を付け、私がオススメしたものも、ある程度日常生活にとりいれてくださってましたが、
いろいろヒアリングしていく中で、わかったことは
「アイスクリームが辞められない」ということでした。
基礎体温は低く、34度台でした。
アイスクリームが身体に与えるだろう影響について、いろいろ話しました。
まず、胃腸が冷えてしまう。
よいアイスだと牛乳が使われていると思うのですが、冷え切った胃でしっかり消化されているのか疑わしい。
未消化なものが腸に流れ込むとしっかり吸収できません。
悪いアイスだとクリーミーさを出すためにトランス脂肪酸が使われていると思うので細胞が固くなってしまいます。
当然、砂糖がたっぷり入っていると思われるので、血管が傷つきます。
いろいろな角度から話しましたが、
なかなか辞めてもらえませんでした。
決まって、
若い頃は大丈夫だったのに!、と言われます。
若い頃は、代謝が活発なので大丈夫かもしれませんが、25歳以降は基本的に代謝は落ちて来ます。
運動を続けている場合でも、代謝の落ちる速度は緩やかになっていくと思いますが、代謝は年齢と共に落ちていきます。
また、未消化なものが体外に排泄出来ればよいですが、身体に残ってしまう部分もあります。
トランス脂肪酸で固くなった腸管が動かなくなり、排泄機能が落ちてくることも容易に予想ができます。

さて、アイスをやめられるようになったのは、
だし汁を始めてからでした。
そこから2週間に一回のペースでご来店くださっていますが、お腹の柔らかさが持続するようになってきました。
また、硬い箇所もある程度アプローチすると柔らかさが出てくるようになりました。
だし汁は、
身体に吸収しやすいアミノ酸です。
アミノ酸は肝臓で身体に必要なタンパク質に作り変えられ、身体の修復やエネルギーとしても使われていきます。
アイスと違い、緩やかな血糖値の上がり方で血管を傷つけません。
脳にも緩やかにエネルギーを送ることができるのでイライラ感が軽減します。
こうしたことから、アイスを辞める決意が徐々に固まっていったのだと思います。


アイスを辞めて、だし汁を生活の中に取り入れて、腸もみを続けたので、三ヶ月も経たない内にお腹が柔らかくなり、自律神経が整いだし、体温が34度から35度に変わったのだと思われます。
ただ、35度だとまだ体温は低いので、まずは36度を目指して食生活の改善、腸もみでお客様の力になっていきたいなと思っています。