からだを元氣にする腸もみブログ

鉄だけじゃない、からだの声に応える“だし汁”の血を作るちから

腸もみ専門サロン【腸元氣堂】のブログへようこそ。
腸活には「腸もみ整体」がおすすめ。
東京(銀座・綾瀬・中延・駒場東大前)と、つくばエリア(ひたち野うしく駅近く)でサロンを展開中です。
腸内環境を整えたい方、便秘・冷え・むくみにお悩みの方に寄り添う施術を提供しています。


腸元氣堂では2017年頃からだし汁を施術前やセルフケアで飲んでもらってます。
その理由は2つ。
胃を動かすことと、、
血を作ること。

だし汁を始めてから、
便秘解消、むくみ解消と筋骨量アップには特に効力を発揮しています。
今回は特に血を作る造血作用に焦点を当て深堀りしていきたいと思います。


🌸 血液は鉄だけではできません


「血を増やすには鉄分」というイメージがありますが、実際には
【赤血球】【白血球】【血小板】【アルブミン】、
それぞれに必要なミネラル、ビタミン、アミノ酸があります。
だし汁は鉄だけでなく、これらの血液の材料をバランスよく含んでいるのが特徴です。


❤️ 【赤血球編】酸素を運ぶ細胞


・赤血球は酸素を全身に届ける重要な細胞で、骨髄で造られます。
・だし汁に含まれる鰹節・カタクチイワシのアミノ酸と鉄は、ヘモグロビンの材料。
・ビタミンB6はヘモグロビン合成の補酵素。
・ビタミンB12・葉酸は赤血球のDNA合成を支えます。
・昆布のミネラルやしいたけのビタミンB群は赤血球膜の形成を助けます。

✅ 赤血球の生成に必要な栄養素
:ヘモグロビンの中心成分。酸素運搬に必須。
ビタミンB6:鉄とアミノ酸の結合を助ける補酵素。
ビタミンB12・葉酸:DNA合成と成熟を促す。
銅:鉄を酸化還元し、ヘモグロビンに組み込む役割。
アミノ酸:赤血球膜やヘモグロビンの構造そのものの材料。


🛡️ 【白血球編】免疫を担う細胞


・白血球は免疫の中枢。骨髄で作られた後、感染防御に活躍します。
・だし汁の亜鉛(鰹節・いわし由来)は免疫細胞の分化に不可欠。
・銅は酵素反応を助け、しいたけのビタミンB群は免疫活性をサポート。
・ビタミンCと一緒に白血球の抗酸化力を強化します。

✅ 白血球の生成に必要な栄養素
亜鉛:免疫細胞の増殖と成熟に必須。
:免疫系の酵素反応をサポート。
ビタミンC:抗酸化力を高める。
ビタミンA:免疫バランスに重要。
アミノ酸:白血球膜や免疫酵素の材料。


🩸 【血小板編】止血・凝固の要


・血小板は出血を止める役割。骨髄の巨核球から産生されます。
・昆布のカルシウム・マグネシウムは凝固の最終段階で必須。
・魚やしいたけのビタミンKが血小板機能を活性化。
・鰹節やいわしのアミノ酸とB12・葉酸は巨核球のDNA合成を助けます。

✅ 血小板の生成に必要な栄養素
ビタミンK:血液凝固を活性化。
カルシウム:止血の最終ステップに必須。
マグネシウム:凝固反応を安定させる。
ビタミンB12・葉酸:DNA合成を助ける。
アミノ酸:血小板膜や凝固タンパクの材料。


💧 【アルブミン編】血液の水分保持と栄養運搬


赤血球は酸素を全身に運ぶ役割を担いますが、
アルブミンは酸素以外の重要な物質の運搬を担う血漿の主要タンパク質です。
アルブミンは血液中の水分を保持し、
血管内の浸透圧を維持することで、全身の組織に適切な水分バランスを保ちます。

具体的にアルブミンは以下の物質の運搬役も担っています:
・ホルモン(ステロイドホルモンなど脂溶性ホルモンの運搬)
・脂肪酸(血液中に溶けにくい脂肪酸を結合して運ぶ)
・ビタミン(特に脂溶性ビタミンの一部)
・薬物(体内で作用する薬剤の結合・運搬)
・老廃物や毒素(一部結合して肝臓での解毒を助ける)

つまり、アルブミンは単なる「水分保持」だけでなく、
体のさまざまな物質を安全かつ効率的に運ぶ重要な役割を果たしています。
アルブミンは肝臓でアミノ酸を材料に合成されます。
だし汁のアミノ酸は直接の材料となり、ビタミンB6が代謝を助けます。
亜鉛・銅は肝臓のタンパク質合成酵素を活性化し、マグネシウムは補酵素として働きます。

✅ アルブミン合成に必要な栄養素
アミノ酸:合成の直接材料。
ビタミンB6:アミノ酸を変換し合成を助ける。
ビタミンB12・葉酸:メチル化反応を支える。
亜鉛・銅・マグネシウム:合成酵素の活性化に必要。


🍵だし汁に含まれるアミノ酸


だし汁には必須アミノ酸の中でも分岐鎖アミノ酸(BCAA)が豊富。
バリン・ロイシン・イソロイシンが赤血球・白血球・血小板・アルブミンの材料に。
鰹節や煮干しは魚の筋肉を濃縮 → 遊離型アミノ酸として溶け出し、
小腸 → 門脈 → 肝臓(ここでアルブミン) → 骨髄(ここで赤血球、白血球、血小板)へと素早く届きます。


まとめ


血液は鉄だけではなく、いろいろな種類のミネラル・ビタミン・アミノ酸が必要。
血液は酸素や栄養だけでなく、ホルモン・免疫抗体・水分・老廃物も運び、体の働きを支える“土台”。
だし汁は4つの血液成分を支える栄養素をバランスよく含む理想的な形。
特に分岐鎖アミノ酸(BCAA)を豊富に含み、消化負担なく吸収されます。
小腸 → 門脈 → 肝臓 → 骨髄の造血ルートで
身体全体をサポートし、血液の質を整える毎日の習慣に。


🥢 具材と作り方


《具材(サロンおすすめ)》
干ししいたけ … グアニル酸で免疫サポート
昆布 … ミネラル・旨味で胃腸にやさしい
鰹節 … イノシン酸で代謝を助ける
カタクチイワシ(煮干し) … カルシウム・鉄で血作りを支える

《基本のレシピ》
①水 1L / 昆布 10g / 干ししいたけ 2〜3枚 / 煮干し 20g / 鰹節 20g
②材料を30分以上水に浸す。
③中火 → 沸騰直前で昆布を取り出す。
④火を止めて鰹節を加え2〜3分。
⑤こして完成。


🫕炊飯器で簡単に作る方法


①材料+水を炊飯器に入れ、煮込みモードで約5分。
②長すぎると雑味が出るので5分程度が最適。
③終了後はすぐに具材を取り出すのが美味しさのポイント。
④蒸し機能でもOK。忙しい朝におすすめ。
⑤夏は冷蔵庫で冷やすと美味しい。


🍵だしパック使用時の注意点


無添加・化学調味料不使用のものを選ぶ。
原材料が鰹節・煮干し・昆布・しいたけなど自然素材か確認。
ブレンド素材を把握し、目的に合うものを。
煮出し時間はパッケージ通りに。


🌱腸元氣堂としてお伝えしたいこと


だし汁を毎日飲んで胃を動かし、血液を作る習慣を身につけてほしいと思います。
造血作用は骨髄やホルモンの働きが中心ですが、それを支えているのは自律神経の調整機能です。
自律神経は血流や栄養の供給をコントロールし、身体が必要な材料を適切に届ける役割を担っています。
赤血球や白血球の数は自分でコントロールできませんが、私たちにできるのは身体に材料をしっかりと供給すること。
材料があれば、身体は自律神経の指示のもと、最適なバランスで動いてくれます。
腸元氣堂では、だし汁を自分の意志で行える大切な身体のサポートとしてご紹介しています。


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