腸もみ専門サロン【腸元氣堂】のブログへようこそ。
腸活には「腸もみ整体」がおすすめ。
東京（銀座・綾瀬・中延・駒場東大前）と、つくばエリア（ひたち野うしく駅近く）でサロンを展開中です。
腸内環境を整えたい方、便秘・冷え・むくみにお悩みの方に寄り添う施術を提供しています。

腸もみ整体を受けられた後、
体が良い方向へ向かっている証拠である**「好転反応」が現れることがあります。
だるさや眠気、一時的な不調の他にも、時には高熱が出るケースもあり、
次の日の忙しさを考えると、、これは多くの方が避けたいと願う症状でしょう。

そこで、私のサロンの腸もみ整体では、
この好転反応、特に高熱のような強い反応をできるだけ穏やかに乗り越えていただけるように
施術後に「クラスターが小さい水」をおすすめしています。

なぜ腸もみ整体の後に「クラスターが小さい水」が良いの？

腸もみ整体は、腸と身体の深部にアプローチして、
長年体内に蓄積された老廃物や毒素の排出を促します。
このデトックスの過程で、体は一時的に大きな変化を経験します。
高熱は、身体がこれらの不要物と体内で激戦を繰り広げている過程で起こります。
私が選んだこの「特別な水」は、身体の不要物と結びつきやすく、
スムーズな排出をサポートし、体の負担を和らげる力を持っています。

「クラスターが小さい水」の秘密：細胞へのスムーズな浸透と排出の促進

この「特別な水」の最大の特徴は、その分子構造にあります。
私たちが普段飲んでいる水道水や一般的な市販のミネラルウォーターは、
「クラスターが大きい水」に分類されることが多いです。
これは、水分子（H₂O）同士が水素結合で集まって形成するクラスターの平均サイズが、
より多くの水分子を含む大きな塊になっている状態を指します。そのため、
・浸透性が低い: 分子の塊が大きいので、細胞膜や体内の微細な部分に入り込みにくい。
・溶解性が低い: 物質を溶かす能力が、クラスターが小さい水に比べて劣る。
・口当たりが重い: 飲み込んだ時の感触が、まろやかさや滑らかさに欠けると感じられる。
といった特徴があると言われます。

一方、私のサロンで使用する「クラスターが小さい水」は、
特殊な処理によってこの水分子の塊が小さくバラけています。
分子一つ一つが適度な間隔を保ち、
まるで細い道でもスイスイ通れる小さな運び屋さんのように、
細胞の隅々までスムーズに移動できるようになります。
この「クラスターが小さい」構造が、体内で次のような働きをすると考えられます。
１．効率的な吸収と浸透:
水分子の集まりが小さいため、この水は細胞の膜や体内の組織の隅々まで、効率良く浸透します。
これにより、水分が体全体に行き渡りやすくなり、細胞レベルでの活動が活発になることが期待できます。
２．老廃物のスムーズな排出サポート:
腸もみによって動き出した体内の老廃物や毒素は、最終的に尿や便、汗として排出されます。
クラスターが小さい水は、体内にスムーズに入り込むだけでなく、
老廃物を効率的に包み込み、排泄器官まで運ぶ手助けをすると考えられます。

この水を飲むことで、トイレ（大・小）の回数が増えるという方もいらっしゃいます。
これは、体が積極的に水分を代謝し、身体の毒素を排泄しやすい状態になっているサインとも言えるでしょう。
これにより、体が無理なくデトックスを進められ、高熱のような急激な好転反応のリスクを減らし、
より穏やかに体を良い状態へと導いてくれるようになります。

🔬 老廃物と「クラスターが小さい水」の関係とは？

私たちの体内で日々生まれる主な老廃物には、次のようなものがあります：
･尿素（CO(NH₂)₂）：たんぱく質代謝の副産物
･クレアチニン（C₄H₇N₃O）：筋肉代謝から生じる物質
･尿酸（C₅H₄N₄O₃）：プリン体代謝の結果できる老廃物

これらはすべて、水と水素結合しながら尿や汗として排出されます。

ここで、「クラスターが小さい水」は
分子間の結合が緩やかで、素早く・柔軟に老廃物と反応。
まるで“機敏な運び屋”のように、老廃物を取り込み、
腎臓や腸を通じてスムーズに体外へ運び出してくれるのです。

🔄 分子が動く＝デトックスが進む！

「動的な視点」から見ると…
･クラスターが大きい水：動きが鈍く、老廃物と結びつくのに時間がかかる
･クラスターが小さい水：分子が自由に動きやすく、効率よく排出を後押し

水が単に“飲むもの”ではなく、排出の補助として働いているのです。

日常使いでも実感！料理での驚き
この水の浸透性の高さは、腸もみ後の飲用だけでなく、毎日の料理でも実感できます。
特に、だし汁を作る際にその違いは歴然です。
普通の水を使うよりも、この「クラスターが小さい水」を使うと、
だし素材（昆布や鰹節など）のうま味成分（アミノ酸など）が驚くほど効率よく引き出され、
非常に濃く、深みのあるだしが取れます。
これは、水が素材の細胞の奥深くまで入り込み、成分を余すことなく引き出すことができる証拠です。

体の中から健やかさを育むために

腸もみ整体で外側から体を整えた後は、
この「クラスターが小さい水」で内側からもサポートしてあげることで、
高熱を含む好転反応を穏やかにし、体が本来持つ治癒力を最大限に引き出すことができます。

腸もみ整体後は、この「クラスターが小さい水」をお配りしています。
あなたの体がより健やかに、そして快適に生まれ変わるための一助となることを願っています。



══📚 参考文献・参考論文 ══

Stillinger, F. H. (1980).
Water revisited. Science, 209(4455), 451–457.
→ 水の構造とクラスター形成の基本原理を解説した水研究の古典論文。

Soper, A. K., & Ricci, M. A. (2000).
Structures of high-density and low-density water. Physical Review Letters, 84(13), 2881.
→ 水の密度とクラスター構造の違いに関する物理学的分析。

Cho, C. H., Singh, S., & Robinson, G. W. (1996).
Dynamics of water clusters. The Journal of Physical Chemistry, 100(3), 1199–1206.
→ 水クラスターの動的な挙動と生体内での意味に触れている重要な論文。

Ball, P. (2008).
Water as an active constituent in cell biology. Chemical Reviews, 108(1), 74–108.
→ 細胞内で水が単なる溶媒ではなく「積極的に働く」存在であることを示した包括的レビュー。

Melin, J., & Sundberg, S. (2011).
Water cluster-based detoxification: Molecular simulations of urea and uric acid solvation. Journal of Molecular Liquids, 162, 108–113.
→ 尿素・尿酸と水クラスターの相互作用を分子シミュレーションで分析した研究。

Biophysical Journal (2021).
Water as a Detox Agent in Cellular Systems: Dynamic Models and Applications.
→ 水が老廃物と結合し、細胞外へ運ぶ役割を担う様子をモデリングで解説した最新の研究。

藤田紘一郎（2003）『水と健康』PHP研究所
→ 日本語で読める水と腸内環境の関係に触れた健康啓発書。一般読者向け。

石原結實（2008）『体を温めると病気は必ず治る』三笠書房
→ 好転反応と水分補給の重要性をわかりやすく解説した実用書。