からだを元氣にする腸もみブログ

朝のすっきり感と腸上皮細胞の関係

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東京(銀座・綾瀬・中延・駒場東大前)と、つくばエリア(常磐線ひたち野うしく駅近く)でサロンを展開中です。
腸内環境を整えたい方、便秘・冷え・むくみにお悩みの方に寄り添う施術を提供しています。

 

私のサロンでは、施術後の変化を確認する際、
単に「便通があったかどうか」だけでなく、
“すっきり感があったかどうか”を確認するようにしています。

便が出ることはもちろん大切です。
排泄がある、ガスが抜ける、お腹の張りが減る、
それだけでも身体は軽くなります。
血液の質が良質なものに変わるからです。
良質な血液は血管を通りやすく、
毛細血管の先の先までミネラル、栄養、酸素を運んでくれます。

ですが臨床的にみていると、
便通があって、
「とてもすっきりした」方がいる一方で、
便通があっても、
「すっきりしない」とおっしゃる方もいます。

この違いは、どこから生じるのでしょうか。
私なりの答えとしては――
「すっきり感」がある便通が起こる条件として
腸平滑筋の蠕動運動が起こることはもちろん大前提になりますが、
それに加えて、、、
腸上皮細胞のターンオーバーが円滑に行われていることも
大事な要素になります。

便通のすっきり感の有無は、
「平滑筋」という腸の外側を覆う筋肉と、
「上皮細胞」という腸の内側を覆う粘膜を含めたものと、
この二つの状態にあります。

そして、
それぞれに共通して必要なのが、
自律神経の安定と、
エネルギー供給、です。

本来であれば自律神経の話も欠かせませんが、
今回はその土台となる――
「エネルギー供給」という視点に絞って、
すっきり感の正体を紐解いていきたいと思います。

さて――
腸のエネルギーは主に食事から供給されますが、
平滑筋と上皮細胞では、
消費される「エネルギー」とその「経路」が異なります。

まず、腸の管平滑筋についてですが、
便を押し出す腸の蠕動運動は、この平滑筋の伸縮によって起こります。

そしてその平滑筋のエネルギー、いわゆる燃料は、
グルコース、脂肪酸などで、血流から供給されます。

これは、上腕二頭筋やヒラメ筋といった骨格筋と同じで、
血管を流れる血液によって運ばれたエネルギーによって動いています。

なので腸平滑筋は、
食べたものの影響だけでなく、
どれだけ血流が届いているかでも動きが左右されます。

血流が低下すると、
ATP産生低下 → 収縮力低下 → 蠕動運動低下が起こり、

結果として、
便秘、ガス停滞、腹部膨満が生じやすくなります。

施術でお腹に触れていると、
腸が動きづらい方ほど、
冷え、硬さ、血流の乏しさを感じることが多いです。

ここまでが、
「蠕動運動」を担う腸管平滑筋の話です。

 

次はもう一つ――
腸の内側を覆う上皮細胞のエネルギーについて。
ここが、すっきり感と深く関わってきます。

■ 小腸上皮細胞:グルタミンエネルギー
小腸上皮細胞の主なエネルギー源はグルタミンです。
(グルタミン酸ではなくグルタミン)

だし汁などの食材に含まれる、うまみ成分由来のグルタミンは、
小腸に吸収された後、門脈を通って肝臓へ送られる前に――
小腸上皮細胞の燃料として、優先的に利用されます。

つまり、
「全身に回る前に、まず腸が使う」という構造です。

小腸の上皮細胞は、体の中でもエネルギー消費が非常に速い細胞であり、
(ターンオーバーが3~5日、ちなみに腸平滑筋は数か月から数年)
グルタミンを主要なエネルギー源として用いる特徴があります。

さらに、食事をしていない時間帯においても、
骨格筋由来のグルタミンが血管経由で、
小腸へと供給され、上皮細胞のエネルギーとして使われ続けています。

グルタミンは、
細胞分裂、DNA合成、粘膜修復、抗酸化に関わり、
小腸のターンオーバーを支えています。

■ 大腸上皮細胞:酪酸エネルギー
一方、大腸上皮細胞のエネルギーは酪酸です。
酪酸は酪酸菌によって産生されます。

その過程は面白く、
まず食物繊維がビフィズス菌や乳酸菌によって発酵され、
乳酸や酢酸といった有機酸が産生され、
そしてそれらの発酵産生物を材料にして、
酪酸菌がさらに発酵を行い、最終的に酪酸が産生されます。

つまり大腸上皮細胞内では、
ビフィズス菌・乳酸菌 → 酪酸菌という発酵のリレーが起こっています。

そして、この酪酸は産生されるとすぐに、
大腸上皮細胞に取り込まれ、
その場でエネルギーとして利用されます。

つまり大腸上皮細胞は、
血管を経由しないで
腸内細菌が作った燃料で直接養われている、という
非常にユニークなエネルギー供給構造を持っています。

ここまでが、
腸管平滑筋(腸の外側)と腸上皮細胞(腸の内側)、
それぞれのエネルギー供給と供給経路の違いです。

では――
なぜこの「上皮細胞の状態」が、
便通後の“すっきり感”に関わってくるのでしょうか。

ポイントは大きく三つあります。

① 老廃物の“排出経路”としての上皮ターンオーバー
便というと、
食べかすの排泄というイメージが強いですが、
実際にはそれだけではありません。

便の構成要素には、
食物残渣、腸内細菌の死骸、胆汁代謝産物、重金属・脂溶性毒素、
そして――剥がれ落ちた腸上皮細胞  が含まれます。

つまり便とは、
「体内代謝の最終排出口」でもあります。

上皮細胞のターンオーバーが円滑なとき、
古い腸上皮細胞が適切なタイミングで剥離し、
便とともに排出されます。

このとき身体は――
「内側が入れ替わった」という感覚を伴いやすく、
それが“すっきり感”として自覚されます。

② 粘膜再生がもたらす感覚受容の変化
腸粘膜は単なる壁ではなく、
神経終末が密集する感覚器官でもあります。

ターンオーバーが滞ると、
微細炎症、粘膜浮腫、透過性亢進(リーキーガット傾向)が起こりやすく、
排泄後もどこかに
重たい、ぬけきらない、まだ残っている、
という鈍い感覚が残ります。

一方で――
エネルギー供給が十分で、
グルタミンや酪酸によって粘膜修復が進んでいると、
粘膜の感覚受容がクリアになり、

排泄後に
「安定感」「軽さ」
として認識されやすくなります。

③ 自律神経との連動
上皮細胞のエネルギー状態は、
腸内環境を介して自律神経にも影響します。

特に酪酸は、
迷走神経刺激、セロトニン産生調整、抗炎症シグナルに関わり、
排泄後の副交感神経優位状態――

いわゆる「ふぅ…」と緩む感覚を作り出します。

この神経的な弛緩が伴うと、
単なる排泄ではなく、“解放感のある排泄”として体験されます。

まとめると――
便通後の“すっきり感”とは、
単に、出た量、出た回数ではなく、
① 平滑筋がしっかり動いたか(押し出す力)
② 上皮が適切に剥がれたか(入れ替わる力)
③ 粘膜エネルギーが満たされているか(修復する力)
この三つが揃ったときに起こる、“統合された排泄体験”とも言えます。

臨床との接続
施術後、量は多くないのに「すごくすっきりした」
何度も出たのに「抜けきらない」という差が生まれるのは、
蠕動運動の問題だけでなく、上皮ターンオーバーと
そのエネルギー供給状態が関わっているから――

私はそのように臨床的に捉えています。

「排泄」とは、押し出す力と、入れ替わる力、
そしてそれを支えるエネルギーが重なったときに、
はじめて“すっきり感”として体験される。

施術後に私が確認しているのは、
便の量ではなく――
腸の内側で何が起きたか、なのです。

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