身体構造からみる未病の原因 〜 トランス型不飽和脂肪酸編 〜
腸もみ専門サロン【腸元氣堂】のブログへようこそ。
東京(銀座・綾瀬・中延・駒場東大前)、
および茨城県つくば市(ひたち野うしく駅近く)で、
便秘・腸内環境の改善や腸から整える痩身を目的とした腸もみ整体を行っています。
長年の便秘、冷え、むくみ、ぽっこりお腹などのお悩みに、
腸の構造と働きからアプローチし、代謝と巡りを整える身体づくりをお伝えしています。
【身体構造からみる未病の原因】
〜 トランス型不飽和脂肪酸編 〜
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はじめに
「なんとなく体が重い」「疲れが抜けない」
「肌のハリがなくなった気がする」——でも病院に行っても異常なし。
~そんな経験はありませんか?~
東洋医学では、病気ではないけれど健康でもない、
このような状態を「未病(みびょう)」と呼びます。
未病の原因はさまざまですが、
今回注目したいのが毎日の食事に潜む「トランス型不飽和脂肪酸(トランス脂肪酸)」です。
マーガリン・スナック菓子・ファストフードなどに多く含まれるこの物質が、細胞レベルから全身にじわじわと影響を与えているとしたら?
この記事では、難しそうに聞こえる話を、できるだけわかりやすくひもといていきます。
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第1章 そもそもトランス脂肪酸って何?
~油の「形」が問題だった~
脂肪酸とは、油の主成分となる分子のことです。
同じ不飽和脂肪酸でも、分子の「形」によってシス型とトランス型**の2種類があります。
シス型:分子が「くの字」に曲がっている → 自然界に多い、体に馴染みやすい
トランス型:分子がまっすぐ(直線に近い)→ 人工的に作られることが多い
この「まっすぐな形」が、実は体にとって都合が悪いのです。
~なぜ「まっすぐ」だと問題なのか~
私たちの体の細胞はすべて、
リン脂質(りんししつ)という物質でできた【膜】に包まれています。
この膜は「適度にやわらかく、流動的」であることが大切です。
シス型(曲がった形)の脂肪酸が膜に入ると、隙間ができてやわらかさが保たれます。
ところがトランス型(まっすぐな形)が入り込むと、脂肪酸同士がぎっしり並んでしまい、膜が硬くなってしまいます。
この「膜が硬くなる」ことが、全身のさまざまな不調につながっていきます。
主な摂取源
- マーガリン・ショートニング
- 市販のスナック菓子・クッキー・ケーキ
- ファストフードの揚げ物
- 一部のコーヒーフレッシュ・植物性クリーム
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第2章 最初のダメージは「腸」から始まる
~食べ物が最初に触れる場所~
口から入った食べ物は、
腸の内側を覆う「腸管上皮細胞(ちょうかんじょうひさいぼう)」に触れます。
これが、トランス脂肪酸が最初に影響を与える場所です。
腸管上皮細胞も、他のすべての細胞と同様にリン脂質の膜に包まれています。
トランス脂肪酸を食べると、まずここの膜が硬くなり始めます。
~実は「2回」影響を受ける~
さらに厄介なのは、腸で吸収されたトランス脂肪酸が
リンパ管・血液を通じて全身に運ばれ、
今度は全身の細胞膜に組み込まれていくことです。
腸管上皮細胞も「全身の細胞のひとつ」なので、ここでも再び影響を受けます。
つまり腸の細胞は
「最初に触れる場所」かつ「全身をめぐった後にも影響を受ける場所」という、
二重のダメージを受けてしまうのです。
~「腸の隙間」から全身へ~
腸の細胞膜が硬くなると、
細胞同士のつなぎ目(タイトジャンクション)も機能が低下します。
すると本来なら通り抜けられないはずの細菌・毒素・未消化物が腸の隙間から体内へ漏れ出してしまいます。
これを「リーキーガット(腸漏れ)」と呼びます。
体内に入った異物に対して免疫が過剰反応し、慢性的な炎症が全身に広がっていきます。
これが多くの未病症状の根っこにある、と考えられています。
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第3章 全身の細胞が「動きにくく」なる
~細胞膜は「働く場所」~
細胞膜で覆われてるのは細胞の周りだけではありません。
細胞の中身も膜で覆われています。
ホルモンを受け取る受容体、
栄養素を取り込む入口、
不要物を排出する出口、
——こうした重要な「窓口」がすべて細胞膜の上にあります。
膜が硬くなると、これらの窓口が動きにくくなります。
- ホルモンの指令が届きにくくなる
- 栄養の取り込みが悪くなる
- 老廃物の排出が滞る
- エネルギーを作るミトコンドリアの効率が下がる
こうした変化は「血液検査で異常値が出る」ほど大きなものではなく、じわじわと静かに進行します。
だから「未病」として見過ごされやすいのです。
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第4章 皮膚・筋肉・関節まで影響が広がる理由
~コラーゲンを作る細胞もダメージを受ける~
皮膚のハリ、筋膜のしなやかさ、関節の安定性
——これらを支えているのはコラーゲンやエラスチンというタンパク質です。
コラーゲンとエラスチンは、
体中に散らばっている「線維芽細胞(せんいがさいぼう)」という細胞が作り出しています。
線維芽細胞も当然、リン脂質の細胞膜を持っています。
トランス脂肪酸が線維芽細胞の膜を硬くすると、細胞の働きが鈍くなり、コラーゲンやエラスチンの**産生・補修が遅れていきます。**
~気づかないうちに進む「構造の劣化」~
| 部位 | 起こりうる変化 |
[皮膚]・弾力低下・シワ・くすみ
[筋膜・腱・靭帯]・こわばり・修復の遅れ・痛みやすさ
[骨膜]・骨の維持・修復の遅れ
[腸管上皮]・バリア機能の低下(リーキーガット)
線維芽細胞は全身に存在しているため、影響もまた全身に及びます。
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第5章 炎症と酸化ストレスが追い打ちをかける
トランス脂肪酸を多く摂ると、
細胞膜が硬くなるだけでなく、
体の中で炎症を引き起こす物質、
炎症性サイトカインの産生も増えることがわかっています。
この炎症が「酸化ストレス」を高め、
コラーゲンをさらに傷つけ、組織の老化を加速させます。
直接的なダメージ(膜の硬化)と
間接的なダメージ(炎症・酸化)が重なることで、
「なんとなく不調」が体のあちこちで同時に現れやすくなるのです。
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まとめ ― 未病との接点
ここまでの流れを整理するとこうなります:
トランス脂肪酸を摂る
↓
腸の細胞膜が硬くなる→腸漏れ(リーキーガット)→全身性炎症
↓
血液で全身へ→あらゆる細胞の膜が硬くなる
↓
ホルモン・栄養・エネルギーの働きが低下
↓
コラーゲンを作る線維芽細胞も機能低下→皮膚・筋膜・関節の劣化
↓
「なんとなく不調」= 未病
これらの変化は、健康診断には映らないレベルで、ゆっくりと確実に進行していきます。
「最近なんか疲れやすい」
「肌の調子が悪い」「体がこわばる」
——そんな日常のサインが、
実は毎日の食事に含まれるトランス脂肪酸の積み重ねかもしれません。
分子レベルの小さな変化が、全身の「未病」につながっている。
そのことを知っているだけで、食の選択が少し変わるかもしれません。
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※本稿は健康教育・啓発を目的とした情報提供です。医学的診断・治療については専門家にご相談ください。
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