腸もみ専門サロン【腸元氣堂】のブログへようこそ。
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夢には目標的に語られる夢もあれば、
寝ている時に見る夢もあります。
今回取り上げるのは寝ている方の夢の話。

実は、夢を
ただの｢怖い夢｣や｢不思議な夢｣で終わらせるのは、
とてももったいないことなのです。
また、
｢崖から落ちる夢＝不吉な前兆」などと単純に捉えるのも、
その夢を十分に味わい尽くせていません。。。

夢は、私たちに何かを伝えようとしている｢無意識からのメッセージ｣。。。

無意識は、普段の意識のさらに奥深くで静かに働き、
私たちが氣付かないうちに、
「今のあなたに必要なこと」を
身体のすみずみで感じ取っています。

それは身体の感覚としてだけでなく、
「なぜか氣になるポスト」や「ふと目に入る看板」など、
日常の環境や出来事を通しても届けられます。

そして、夢もまた、無意識が伝えたいことを映し出す大切な窓口のひとつです。

つまり、
私たちは 身体・環境・夢 を通じて無意識とつながり、
そのメッセージを“氣付き”として受け取ることができるのです。

では、その夢から何を感じ取り、どんな氣付きを得るのか？
その氣付きこそが、夢を深く味わうための鍵となります。

氣付きとは、ただの知識や理解とは違い、
「はっ、とする瞬間」や「心にストンと落ちる感覚」のこと。
夢の意味が腑に落ち、心が動く体験を指します。

夢としっかり向き合い、氣付きを深めていくと、
夢は単なる映像ではなく、私たちの人生を豊かに導く大切な道しるべとなるのです。

このブログでは、
①腸もみ整体で得た体験や知識を文章にすること、
②お客様や私自身の夢の体験を記録すること、
この2つを大切にしています。

①はこれまで書いてきましたが、②についてはまだ触れてません。
今回は、その夢の体験を少しでもわかりやすくお伝えできたら嬉しいです。

さてさて、前置きが長くなりましたが、、
先日のお客様の、
ある日みた夢のおはなし。。
タイトルは
【大事な大事な水晶が夢で伝えてくれたメッセージ】
お客様との会話形式でお話を進めて参ります。。

①
どんな夢をみましたか？

ポケットの中から落ちたのか、
掌から転げ落ちたのか、あやふやだけど、
大切な大切な水晶の石が地面に向かって落ちていった。

地面とぶつかり
水晶は割れた。割れちゃった。
残念な気持ち、不吉な感じ。
私の視点からはそんな感じ。

②
今の夢を思い浮かべてみて、一番気になることは何ですか？

大事な水晶が割れちゃったところかな。

③
大事な大事な水晶が割れちゃった夢のお話、
その大事な水晶が割れたことは悲しいことだと思いますが、
ここで“立脚点の変更”という技法を使って、、
あなた自身が水晶になってみたら、、何を感じ、どんな風に心の変化が起こるのか、、
そのことを注意深くを見ていきたいと思います。

～お客様の水晶体験～
水晶の視点に立ってみた。
水晶の気持ちになるのは初めての体験。

ポケットの中とか、掌とか、
そこは窮屈で縛られてる感じ、

そこから転げ落ちていく私(水晶)
落ちていくけど、、
開放感、解き放たれた感覚もある、、、

地面にぶつかる瞬間も、
いやじゃない、自然な感じ、
水晶が割れてしまった感覚、
自分の身体が割れる感覚なんだけど、
受け入れられる、受け入れられてる、、そんな自然な感じ、

④
水晶になってみた感覚を
あらためて振り返ってみて、どんな感じですか？？

水晶になってみて、、感じたことは、、
“こんなもんかな”、、って思えた。
地面にぶつかっても、
“大したことない”、そんな感覚。

こうしなきゃいけない、、。
自分の作った筋道をその通りに、、、、しなきゃいけない、しなきゃいけない、、。

水晶になってみて、
そんな、物事を窮屈に考えてた自分に気づけた。

このお客様は、水晶の視点を体験することで、
「物事を窮屈に考えていた自分」に氣づきました。

水晶は、落ちて割れることを恐れてはいませんでした。
むしろ、そこに至るまでの道のりを、自然に、穏やかに受け入れていました。

もしかしたら私(筆者)も、
「こうなるはずだ」という筋道から離れてみると、
もっと自由に、もっと軽やかに、
出来事を受け止められるのかもと思えました。

そんな氣持ちを共有させてもらえました。

夢は、そんな“柔らかな視点”、“氣付き”を
そっと差し出してくれます。

それは、頭で理解するというよりも、
心の奥がふっとほどけるような感覚、
何となく重かった心が“ふ～っと”軽くなるような感覚。

ただの夢が、人生を導く小さな灯りになる瞬間──
今回の体験は、そんな温かな余韻を残してくれました。

さて──
あなたの夢は、
どんな“氣付き”をあなたにそっとプレゼントしてくれるのでしょうか。
そして、その贈り物は、どんな余韻をあなたの心に響かせてくれるのでしょうか。