末端冷え性から予測出来る血液の状態について
分子栄養学指導認定カウンセラーのまごめじゅん先生をお招きし、血液検査から判断する栄養不足というテーマです。

血液検査で医者からは異常なしと診断された患者さん。でも辛い症状があり、病気ではない未病のレベルの方に対してアプローチしていくことが基本になります。
私のサロンで多いのが、末端冷え性です。
運動した後もなかなか暖まらない。
そういった悩みをよく聞きます。未病の代表的な例ですが、分子栄養学では次のように解釈されていました。

栄養を運ぶ赤血球のサイズにはちょうどよいサイズがあり、90fl(フェムリットル)前後。
それよりも大きい場合はビタミンB12不足と葉酸不足で小さいと鉄分不足になります。
赤血球は形を変えて毛細血管など細い管を通って栄養を運ぶわけですが、サイズが大きいと変形しきれずに末端の毛細血管に栄養を運べないということでした。
大きくなった赤血球を普通サイズに戻すのに分子栄養学ではビタミンB12と葉酸を使うわけですが、
ビタミンB12は肉にしか含まれてないので、お肉が食べられる丈夫な胃を作らないといけません。
また自分の胃酸の状態を知るにはお肉を食べた後の便の色が参考になります。
黒い場合は胃酸が少ないことを自覚し、胃を鍛えるために少量のお肉を摂取するようにしなければいけません。
また、胃酸の分泌を助けるためにクエン酸(レモン汁など)を少量飲んでからお肉を食べると胃酸の分泌が促進され消化されやすくなります。

末端の冷えは胃の改善から
腸元気堂の腸もみは、胃にアプローチします。固まった胃をほぐすことも有効です。
末端の冷えが気になる方は腸もみを受けてみることもオススメです。
