からだを元氣にする腸もみブログ

一定期間の絶食は生理的に必要なもの

消化管の上皮細胞は
幹細胞がさらに分化を遂げることによって、
絶えず更新されており、
3~5日ですべての細胞が入れ替わるとされている。

しかし、この自己再生は、経口摂食時に依存している。
絶食中は小腸では細胞の再生が低下し、大腸ではほぼ停止している。
小腸の形態も大きく変化する。
絶食中は、絨毛が少なく内腔は比較的平坦であるが、
再摂食をはじめるとたちまち絨毛が増加して長くなり、
全体として腸管壁は厚くなりその重量をます。
(『実験医学2018年11月号』参照)

私のサロンにも断食をしてます、
という方がたまにいらっしゃいます。
よく話を聴いていると酵素ドリンクがあり、
それは飲んでも大丈夫という断食でした。

この方法だと小腸の絨毛も減ることは無く健康的に断食の効果を得れそうだなと思われます。
絨毛の入れ替わりにより
便秘にもならずに胃腸の軽さを感じれることにもつながるのではないかと思われます。

反対に、食べても便が出ない人がいます。
先ほどの研究では
一定期間の絶食サイクルは生理的なものであり、
消化管は絶食時が初期状態であり、
摂食刺激で急速な応答を起こし、
劇的な形態変化とともに食物を残さず吸収できるようにその機能を発揮する、

とありました。


野菜や玄米など便秘に効果的といわれる食べ物を食べても
便通が改善されない人は
『消化器官の初期状態』を作ることを考えてみてもいいのではないかと思います。
朝昼晩と三食の人は2食にしてみたり、
2食の人はその量を減らしてみたり、
胃腸に休息が必要なのかもしれません。
一定期間の絶食は睡眠や呼吸と同じで
生理的に必要なものだとまずは知ることが大事だなと感じます。


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