からだを元氣にする腸もみブログ

多剤耐性菌VS乳酸菌の攻防

潰瘍性大腸炎に対する細菌学的治療法として便微生物叢移植療法が注目を浴びています。
国内においてある程度腸内細菌を整えてからの便移植が行われていてその有効性が認められています。
ただ、多剤耐性菌の存在が認められた人には効き目がなかった(要約)、
と『事件医学2020年11月号腸内細菌叢生態学』にありました。


多剤耐性菌は抗生物質が効かない菌です。



以前、『おなかのカビが病気の原因だった』内山葉子著の中に書かれていた、抗生物質を使いすぎるとお腹にカビが増える、とあったのを思い出しました。


カビとは真菌のことです。



さらに真菌の多剤耐性を調べてみると、真菌はしっかり抗生物質への耐性も持っているみたいです。
→こちらの記事参照『多剤耐性真菌


真菌、多剤耐性菌は共に広範囲なpH環境下でも生息でる菌が多数存在することが知られています。
なので、ただ善玉菌である乳酸菌やビフィズス菌を増やして腸内環境を弱酸性にするのでは対応できそうにありません。


ただ、いろいろ調べている中で面白い研究を見つけました。
乳酸菌を用いた多剤耐性菌の殺傷効果の検討とプロテアーゼ耐性バクテリオシンの評価
この中で多剤耐性菌が外からだけではなく、抗生物質の多量投与によっても発生することがあげられていました。
そのうえで抗生物質を用いないで安全な乳酸菌の産生物であるバクテリシオンを用いて多剤耐性菌の殺菌に効果が示された研究でした。


真菌に対してはスパイスやハーブも効果が確認されているようです。
→こちら参照『食品の機能を利用した口腔衛生改善の取り組み~スパイス、ハーブによる口腔衛生の改善~


多剤耐性菌VS乳酸菌の攻防は宿主が何を口径するかにも大きく関わっています。
軽度の多剤耐性菌は普通の生ものにも潜んでいます。


病気を発症しないまでも何らかの要因で抗生物質を飲む場合が訪れるかもしれません。


腸内環境を意識したサプリを摂取したり、食事に気を付けたりは健康的な生活を送るうえで大きな意味を持ってくるなと感じます。 

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